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福岡テンジン大学での授業

更新日:2022年9月4日

8月最後の出張は福岡でした。


今回のご縁は山本がメンターとして参画した社会人向けのキャリアデザインプログラム「RE:ROAD」で、山本クラスでともに学んでくれた貴島道拓さんのコーディネートで、福岡テンジン大学の授業で先生としてお話してきました。



当初コロナの影響もあり、参加者の欠席連絡を聞いていて当日は小規模かなと思いきや、蓋を開けてみたら無断欠席もなくまさかの全員参加。飛び込み参加もあり満員御礼でした。



授業では最近感じている問題意識「学びのファーストフード化現象」から、フードロスならぬラーンロスが起きているのでは?という問題提起にはじまり、そもそも学びとは?知識とは?どのように私たちは学ぶのか?先生がいないと我々は学べないのか?という問いから、スガタ・ミトラ氏の自己学習に関する研究、構成主義と客観主義、学びの3つの動機づけについて解説。


学び手の自律に不可欠な学びの責任移行モデル、リフレクションと成長、そしてこれまで東日本で手掛けてきた学びの場の事例を紹介しました。



対話への導入として改めて「私たちはなぜ学ぶのか、何を学ぶのか、どのように学ぶのか」という本質に立ち戻り、これまでどのように学んできたのかを問いかけました。



後半は貴島さんのファシリテートによる対話で各々の気づきを深めましたが、皆さん最後まで真剣に自らの学びの遍歴と学び観に向き合って下さいました。




参加者の皆さんの対話を伺うなかで、学びの遍歴、学びそのもの対する価値観(学び観)は、その人の生き方と深く繋がっていて、学びという概念がいかに私たちの人生にとって欠かせないものなのかに改めて気づけました。


人生とは学びそのもの。学びの自律がキャリア自律にも繋がるのでしょうね。自分自身の探究を振り返ることにもなり、非常によい機会でした。


日本は相対的に学びオンチな国なので、引き続き学ふことの本質を分かち合い、その意義を広めて行きたいと思います。



有り難いことに、後日スタッフの方より当日の詳細なレポートもHPにアップしてもらいました。


福岡テンジン大学、そして当日参加された皆さん、ありがとうございました!

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